2012年7月17日火曜日

女性学級の一日研修会 7/12(木) 午後の部


午後は以下のルートを巡りました。

⑥須我神社 (大東町須賀260)
スサノオノミコトとクシイナダヒメが造ったとされる「日本初之宮(日本初の宮殿)」です。
古事記・日本書紀に記載されている「須賀宮(すがのみや)」で、
ここでスサノオノミコトが歌を詠んだだめ、和歌発祥の地とも言われています。

「八雲立つ 出雲八重垣妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」

この歌にある「出雲」が出雲の地名の起源です。
また、スサノオノミコトがこの地にて「気分がすがすがしくなった」
と仰ったのが地名の由来だとされています。



















⑦須賀神社の奥宮/奥之宮の磐座(いわくら))

須我神社から八雲山(御室山/須我山)への登山道を登った場所にある
巨大な夫婦岩と大中小三つの磐座(いわくら)です。
登山道入り口にある清めの湧水「神泉坂根水」で手や口を清めてから参拝します。
 
 


















急な階段を400メートルほど登るといよいよ磐座に到着。
寄り添うように立つ3つの岩が、それぞれ須佐之男命、奇稲田比売命、
両神の息子の清之湯山主三名狭漏彦八島野命をあらわしています。
















登山道には、この地にまつわる詠み歌を彫った石碑が点在しています。



































⑧八口(やぐち)神社と草枕山(加茂町神原)

ここからスサノオノミコトが矢を射て、ヤマタノオロチを仕留めたと伝えられています。
神社の境内から見えるこんもりした枕のような形の山が「草枕山」です。
酒に酔ったオロチが枕にして寝たと伝えられています。


最後に 食の杜(木次町寺領)から室山を参拝して、ツアーを終了しました。
ご参加いただいた皆様にも、ふるさとの名所と歴史を再発見する機会になったとお喜びいただけました。

こうした日本の起源に関わる由緒正しい史跡が、日登と雲南市には多数あります。
地域の皆様にも機会をみて巡って頂きたく存じます。



パンフレット

0 件のコメント:

コメントを投稿